新製品/新規顧客は敵のいない所で...という考え方
新製品を開発しようと言うと「今までにない画期的な製品」とか「世界で最高の性能/品質」を作りたくなります。
そんな製品を作れたら世界制覇も夢ではないかもしれません。でも、正直なところ、技術的にもリソース的にもそんな製品を作るのは大変です。それに美味しい製品はみんなが参入してきて、収益を保つことは難しそうです。
もちろん「敵のいない所/敵の弱い所」では商売がしやすいので、商品の差別化は必要です。だから技術やリソースが少なくて実現できる差別化を考えだします。
具体的には次のような方法があるかなぁと思います。
- 商圏を絞る。採算上の都合などで敵がいない地域をターゲットにする。特化することで一番になれる。
- 商品カテゴリーを絞る。採算上の都合などで敵がいないカテゴリーをターゲットにする。特化することで一番になれる。
- ライバルとまったく反対の戦略をとる。スーパーの隣にスーパーと品揃えの違う店を出せば、スーパーと競合しないし、スーパーの集客力を利用できる。
敵が多いフィールドで華々しく戦うか、敵のいない所で戦わずに勝つか。
敵と戦うにしてもまず自分を大きくする、武田家や上杉家に対する織田信長のような戦略もあります。
。。。と、昨日の続きで考えてました。
以上です。