「光の道」に必要なデバイス(3):情報端末
こんにちはuzakadeuです。
昨日、従来の電話機と同等に「見える」光電話機について考えました。
実際はこの光電話機の中にONU/CTU/VoIPアダプタ/無線LANルータ/LTEフェムトセルを内蔵しています。つまり、無線LANや宅内LTEの環境が既に整っており、これらの無線方式に対応する情報端末があればコードレスでインターネットに接続できるのです。
本日はその情報端末(インターネット・デバイス)について考えます。
ハードウェア、OS、基本アプリの区別はあえてつけません。専門家でない私には実現手段がよく分からないこと、希望が叶うのであれば実現方法に拘る必要がないからです。
- 大画面、軽量、スレート。
- 少ないボタン類。
- 衝撃に強い。
- スリープ/ウェイクアップ。
- 生体認証。
- SSID、APN。
- サイトパスワードの管理。
- キーボード入力。
- タッチパネル。
- シンプルなWebブラウザ。
うちの父母は老眼です。大きい文字を極力スクロールせずに見れるのが望ましいです。11インチは欲しいところです。
また力も弱くなってますから、重いものは持ちたがりません。
紙のイメージを持たせたいので、スレート形状がよいと思います。
ボタンが多くなると、それぞれどんな役割を持っているか対応がつきません。小さい文字やアイコンで機能を示されても読めません。スリープボタン、ボリューム、万能ボタン、三つが限度です。
三つのボタンはラジオなどのUIに似せ、離して配置するのが望ましいです。
スリープもウェイクアップも反応が遅いと戸惑ってしまいます。内部の状態はどうであろうと、すぐにもっともらしい反応を返すのが望ましいです。
スリープボタンを押したらすぐに画面を黒くして、ウェイクアップ操作をしたら即時画面を復旧して欲しい。
また、無線状況の復旧が遅いと戸惑います。電波強度の表示は見ません。無線状況が復旧するまで大きな×印を表示し、入力をロックするの次善の策だと思います。
複数の長いパスワードを記憶するのは困難ですが、短いパスワードを使い回すのはセキュリティの問題が生じます。
そこで指紋などの生体認証を組み合わせます。
パスワードの設定を要求するサイトがたくさんあります。これらはパスワードに使える文字や長さが異なっていたり、またセキュリティ上の理由などで、異なるパスワードを設定することはよくあると思います。これらのパスワードを全て記憶するのは余程記憶力のある人でないと難しいと思います。
パスワードは情報端末自身が管理し、それらを管理するためのマスターパスワードだけ利用者が管理することが望ましいです。
これが最大の難関かも知れません。平仮名と漢字変換キー、仮名変換キーくらいならギリギリ扱えるかも知れませんが、修飾キー(SHIFT、ALT、CTRLなど)との同時押しは困難です。また入力すべき種類以外の文字種は入力手段を提供しない方が使いやすいと思います。仮名も50音順に並べたものがいいかも。
以上の考えると、物理キーボードよりソフトウェアキーボードの方が望ましいです。
欲を言うと、インプレースの手書き入力→テキスト変換、および音声入力→テキスト変換が欲しいです。
小さい文字もインプレースで手書き入力することを考えているので、指とスタイラスによる入力の両方できることが望ましいです。
何だか今話題沸騰中のiPadに似ています。みんな考える事は似てるんですね。
私はNintendo DSからこの端末のヒントを得ました。*1ノートパソコンとPS2しか知らなかった私は、DSが小型で軽量で持ち運びが容易なこと、タッチパネルの使い心地に感動しました。軽量なまま高解像度の少し大きな画面を持ち、FreeBSDかLinuxを搭載した汎用デバイスを夢見ました。*2
この情報端末も値段がとっても大事です。
2万円を超えたらうちの父母は買わないと思います。その便利さを知らないからです。
たぶん外には持ち歩かないと思うので、WiFi版の方を買うんだろうと思います。
通信事業者やメーカーの方、値段で無理を言ってますが、こんなところでお願い致します。