「光の道」に必要なデバイス

こんばんはuzakadeuです。


ソフトバンク孫正義さんが「光の道」というものを提案しています。

国の未来のためなのか、自社への我田引水なのか、動機は知りません。ですが、料金が下がりサービスが充実してくれば、そう遠くない未来、ほぼ全国民が何らかの高速回線を使うようになることは想像に難くありません。


田舎は都会に比べて何かと不便です。住民が高齢化するにしたがって、車を運転する人がいなくなり、店が激減し、町村合併で役所が遠くなり、病院も潰れ、公共交通機関もどんどん衰退していきます。

ネット注文/配達、ネット診療、電子政府、ネット教育、ネット勤務、ネット会議などがあればいいなぁ

と心底思います。
都会でも高齢者などには当てはまる話かも知れませんね。


で、そうなった時にいつも考えるのが

パソコンどころか、ケータイ、iPhoneiPadでさえも複雑すぎて老いた父母には扱えない

ということです。


具体的には

  • 回線終端装置とか光電話ルータとか無線アクセスポイントとか必要性も設置方法もわかりません。
  • SSIDとかWPA2とか必要性も設定方法もわかりません。
  • サイト毎にいくつもパスワードを設定させられますが、そんなもの覚えられませんし、管理できません。
  • 端末を起動してから使えるようになるまでに何分も待てません。
  • キーボード入力は習得できません。
  • 何か変な画面(エラー表示)が出てるけど、どうすればいいのかわかりません。
  • 使わないから電源を切りたいんだけど、何分も待てません。
  • このパソコンは4年前に買ったばかりなのに、推奨環境でないと警告される。高価なものだから頻繁に買い替えは無理だ。

といったところでつまずくだろうと予想できます。


iPhoneは割とマシです。父母もスリープon/offはできるし、写真をフリックしながら見ています。
ボタンが多すぎですが、Android端末もけっこういい感じです。Google音声検索は重宝しています。
でも明らかにiPhoneAndroidでは間に合いません。


富士通さん、NECさん、他のメーカさん。AndroidChrome OSなどをベースにうちの父母でも扱えるような情報端末を作っていただけないでしょうか?