ドコモのSIMロック解除の狙い
こんばんはuzakadeuです。
NTTドコモが2011年4月から全機種でSIMロック解除「できるようにする」ようです。*1
Twitterやメディアでは、ソフトバンクモバイル（以下SBM）にSIMロック解除を迫り、iPhoneユーザをドコモに取り込むため、といった論も出ているようです。
しがないIT浪人である私なりに考えた「ドコモのSIMロック解除の狙い」を書きます。
最初に結論を書きます。
ドコモのSIMロック解除は監督官庁に隙を見せないことが狙い
だと思います。
通信キャリア大手三社（ドコモ、KDDI、SBM）の状況を見ると、
という感じで、放っておくとドコモが圧倒的に有利です。
言い換えると、一社だけが強くなるのは一般に好ましくないと考える監督官庁から目をつけられ易い状況と言えます。
もう一つ、iPhone狙いではないかという論について。
iPhoneは衝撃的な端末*2ですが、みんながiPhoneを欲しいと考える訳ではありません。もうじきiPhoneをキャッチアップした端末も出てくるでしょうし、iPhoneを取り込んだ場合の売り上げや利益への寄与も微妙だと思うので、ドコモがiPhoneを狙ってSIMロック解除するとは思えません。*3
という訳で最初に書いた結論にたどり着きました。
（個人的にはiPhoneをドコモ網（日本通信の運用も含む）で使いたい、ドコモが販売したAndroid端末を日本通信の運用で使いたい、と願っています。）
以上
