熊本市中心部に行かない理由

こんにちはuzakadeuです。


私は熊本市の住宅街に住んでいます。
たぶん熊本市と聞くと田舎をイメージすると思いますが、人口が73万人(2010年3月1日推計)、10%都市圏人口が108万人、1.5%都市圏人口が146万人あり、わりと大きい街です。

このわりと大きい熊本市も、最近は中心街に活気がありません。私も職場が中心街からそんなに遠くなかったのに、郊外のショッピングモールへ行きます。

郷土への愛着心が人並み以上にある私でさえ地元資本が多い中心街に行かない、その理由を考えてみました。ひょっとして誰かの目に留まって熊本中心街に役立てばいいなぁ。

  • 路面電車熊本市のメインストリートの中央を路面電車が走っています。車で右折する際に、何度か失敗してクラクションを鳴らされ続け、プレッシャーで大きなダメージを受けました。私も妻ももう街中で軌道を跨ぐ右折はしないと思います。
  • 駐車場。どこの街でも同じだと思いますが、駐車場が簡単には見つかりません。やっと見つけた狭い立体駐車場を8階辺りまで上る最中で対向車にヒヤリとします。
  • バスの初乗り運賃。バスの初乗り運賃が130円なので、大人4人で乗るとバス停1つでも520円、往復で1040円かかります。駐車場から中心街までのアクセスとしては使えません。結局歩くので疲労困憊、「行かなきゃよかった」と思ってしまう。
  • 座席の少ない市営バス。何故か市営バスは座席が少なくて、ほとんど座れない。折り畳んだベビーカーを支えながら、子供を抱っこして立ってました。産交バスは座席数が多いんですが、市営バスが路線握ってるから困る。
  • 自転車のマナー。「自転車は押して下さい」のアナウンスにもかかわらず、スピードを出して傍を通る自転車。子供がひかれないかとヒヤヒヤします。自転車はよい乗り物だと思いますが、マナーを守らないと凶器になります。
  • 店舗。中心街は飲み屋、本屋、デパートは充実してますが、それ以外の店舗が少ない。おもちゃ屋ファストファッション、ベビー服、家電、インテリア、ファミレス、ディスカウントストア、映画、など若い家族がよく利用する店はショッピングモールの方が充実している。
  • 店舗間の距離。店舗間の距離が長過ぎる。ハヤカワ、鶴屋、喜久屋/蔦屋、ベスト電器くまもと阪神は距離が離れすぎてて、ハシゴする気になりません。ショッピングモールだと各店舗の距離が近く、店舗の案内図があるし、他店舗の商品のことも教えてくれるので、楽。
  • 施設がない。県庁、病院、図書館、福祉施設、どれも中心街ではなく郊外にあり、ついでに用事をこなすことができません*1。自然と中心街は買い物と飲みに行くだけの場所になります。

以下、主題から外れますが、よく妻と話してる事。

初乗り運賃をなくすか安くできませんか?バス停一区間の運賃(130円)、6km先の郊外までの運賃(210円)。お年寄り、病人等が短距離を乗り継ぐ度に高い初乗り運賃を払うのかと思うと納得いかない。しかもバスは往復とも乗る事が多いから、二倍かかる。

ちなみに市営バスの味4の運賃、競輪場前から東水前寺(約0.3km)で40円増え、東水前寺から東灰塚(約1.5km)で10円しか増えない。これも基準がよくわからない。

*1:お年寄りや病人にとても不便。