ガラケー、価格が高いです。
uzakadeuです。
私は現在スマートフォン(HT-03A)とガラケー(docomo 某705i)の二台持ちです*1。妻はガラケー(某905i)を使っています。某705iと某905iは購入してからもう二年ちょっと経っています。販売方式が変わる前だったらそろそろ機種変更を考え始める頃でした。
私「ケータイいつ買い替える?」
妻「機種変更で2万円未満になったらね」
ユーザの立場に立った時、低価格ノートPC等と比べるとケータイの価値は2万円ぐらいだと私も思います。
私はケータイの開発現場にいたので、2万円未満のケータイの実現性は何となくわかります。ケータイのハイエンド機種と中位機種の中身に大差ありません。核となるチップやファームウェアは同じものを使用し、音源チップやLCDの変更などでコストを削っています。このやり方でさらに半額以下にするのは至難です。端末の価格はメーカーの原価だけでは決まりません。販売店やキャリア、運送業者なども利益を出す必要があります。
2万円未満で新機種を販売するには、最初からそれが可能な開発手法が必要です。仕様の割り切り*2、設計の外注、製造の外注、直販、エアダウンロードのあり方、販売期間の設定*3、等々。
ケータイに限りませんが、
日本のボリュームゾーンの心情的な購買力は5年前、10年前と比べてずいぶん下がりました。
新興国で現地のボリュームゾーンに合わせた商品を開発するように、日本でもボリュームゾーンの実情にあった商品を開発する時期に来ています。
メーカーは、10年前の購買習慣が継続することを期待した商品企画はもう成立しないと考えるべきだと思います。
と門外漢がいろいろ言いました。実際にはここでは書いてない事情もあると察します。
以上